矢口真里復帰で感じたこと 不倫をネタにもっとメチャクチャしなさい

不倫騒動で活動休止していた矢口真里がミヤネ屋に出演した。

パーソナリティの宮根誠司が自分も経験者として共感できたからなのか矢口に対して優しい言葉をかける場面が目立っていた。

その中で「活動休止中もネタにしてくれた週刊誌には感謝しないと」といった発言があったけどあれはほんとにその通りだと思う。

 

忘れられたらサヨウナラ

芸能人は表舞台に出てなんぼ。

忘れられることは”死”に値するのである。

だから休止中もネタにして一般人の僕たちに「矢口真里」の名前をずっと忘れさせなかった週刊誌やネットメディアは彼女の恩人なのだ。

 

不倫したからといって、芸能人なんて一般人と違う感性の持ち主なんだから僕らの尺度で糾弾できる存在じゃない。

そういう意味で「不倫は文化」と言い切った石田純一はとても芸能人的だな、と思う。

話は逸れたが、何かにつけ人目に晒される仕事をしている以上は”忘れられない努力”が必要です。

 

 

もっと悪びれないでいてほしかった

先の話もそうですが、芸能人はつまるところ一般人の常識を超えているから芸能人なのだ。

だから不倫もネタにすべき。

 

上岡龍太郎師匠がよく言っていたことに「テレビでやって面白いのは素人が芸をするか、芸能人が私生活をさらすか」というのがあったが今も昔もこの原則は変わっていない。

 

けどアメブロの影響か、芸能人がブログををやるようになって私生活が簡単に晒せるようになったおかげで芸能人が所帯染みて久しい。

あるいはわざと”素人っぽく”振る舞っているしたたかな芸能人もいるだろう。

 

ここまで来るといまひとつ面白くない。

矢口真里の場合、生活感がウケている時代にあって敢えてアブノーマルな姿勢で悪びれずにズケズケ復帰した方が良かったんじゃないかな。

 

事実を受け止めて真摯に謝ろうとしている姿が僕としては面白くなかった。

一般人の感性で謝ることを世間が要請しているならそれは芸能界的に”ノー”をつきつけてほしいね。

 

せっかく宮根誠司の番組に出ているのだから不倫擁護論を2人でぶち上げたら面白かったんじゃないかな。

どん引きしながらなりに笑えたと思うんだけどね。

 

じゃあねー

不倫のリーガル・レッスン (新潮新書)

不倫のリーガル・レッスン (新潮新書)