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リーマンショック世代の思わず抱きしめたくなるブログ

元バンドマン 文系 27歳 転職3回 どうにもならないなりにやってみる日々

ほんとにあった鴬谷の都市伝説2!謎の占い師・チョウさんに仕事のことを聞いてみた

 

前回のつづき。

鴬谷で裏メニュー「占い」を注文し、霊能者・チョウさんとほんとに待ち合わせすることになった僕。果たしてどうなったか。

 

獰猛な目つき

ファミレスのあるフロアに着いた瞬間その場にいたチョウさん。

まず見た目が凄かった。

年齢は恐らく40代後半か50代。色白で恰幅が良く身長は150cmくらいと小柄。黒いヨレヨレのTシャツを着ていて長髪にレゲエの人のような変なカラフルな色のニット帽をかぶって装飾の入ったティファニーブルーの大振りな眼鏡をかけている。

眼鏡の奥で切れ長の目が光っている。

目つきは非常に悪い。

 

チ「はじめまして、チョウです。席は取ってあるんで…あっちの奥の席です。」

僕「はぁ、そうなんですか?あ、じゃあそちらに行きますね」

 

ファミレスの奥の端っこに誘導され席に着く。

チョウさんは何か注文しているらしく、テーブルにはミルクがたっぷり入ったアイスティーのようなものとコーヒーゼリーが置かれていて、灰皿には吸い殻が既に山盛になっていた。

「ちょっと待ってて」と言ってコーヒーゼリーをバクバク食べながらタバコ(「わかば」だったかな?)をひたすら吸いまくる。

クセなのだろうか、ゼリーはこぼしながら食べまくっている。

 

不気味。

あまりにも不気味なチョウさんに最初の10分程ただただ圧倒させられていた僕。周りの視線を集めていることも何となく察しがついた。

チョウさんと差し向かいで座ってるうちに何かとんでもないことをしてしまったような気持ちになった。

 

その後、一通り食べ終えたチョウさんは「そろそろやりますね」と言ってティファニーブルーのアラレちゃんみたいな眼鏡をはずしキッチンタイマーのスタートボタンを押した。

すると両肘をテーブルに置き、少し前のめりな体勢で僕を思いっきり凝視しだした。

獰猛な目つきで恐ろしいくらい僕のことを凝視するチョウさんの異様さは隣を通りかかったウェイトレスが二度見するほどだった。

とんでもないところに来てしまった。

 

チョウさんの目に映ったものとは?

ただ凝視と言っても僕の目を見ていた訳ではなく、僕の両肩の後ろくらいの位置をじっと睨みつけているような感じ。

5分程そんな状態が続いた頃にチョウさんが口を開いき、おもむろに何か言葉を発し出した。

 

赤、生命力、おばあさん、赤福、濃いお茶、自己評価、強さ、竹、関係、補助、30歳、プロテスタント、教会、子供、葬儀屋、看護、感謝、外…

 

ここまで言葉が出てきたところで「真剣な話なので」と前置きされた上でこう言われた。

チ「あなた…実家はお金持ちですか?」

僕「金?…いやぁそんなに余裕があるって程の家じゃないですけど…」

チ「内科か小児科。今からならギリギリ間に合います。」

 

「医者になれ」

これがチョウさんの霊視から出たアドバイスだった。

 

僕「は?!医者ぁ?今から勉強して医者になんの?無理じゃない?」

チ「無理ではないです。4,000万円くらいかかりますが医者になれば4年で回収できます。あなたは人から感謝される仕事がいいと思います。」

僕「けど今からは…ねぇ?」

チ「あなたのいるところはいずれ空中分解します。それにあなたは正当な評価を得ていないと感じてます。医者じゃなくても教育とか医療とか、外に出て人から直接感謝される仕事。女子供を相手にするような仕事なら特にいいです。」

 

確かに自分のいた会社がマズい状況なのは当たっていたし仕事に手応えがなく悶々としていたのも事実。医者はちょっと極端だが”感謝される仕事”という軸でできるだけ早く新しい道を探すべきだという教えだった。

 

チ「あとは自分が”楽しい”と心から思える仕事をするべきです。お金はあとです。」

と言っていた。

 

チョウさんってどんな人?

それにしても謎の多いチョウさん

ちなみに興味本位でいろいろなことを尋ねてみた。

僕「タバコ結構吸ってますよね?」

チ「1日4箱吸ってます。止まらないんです。」

かなりのヘビースモーカーだ。

 

僕「その眼鏡すんごいおっきくて派手ですね。霊感を呼び覚ます何かがあるんですか?」

チ「趣味です。でもこれをかけると霊が見えないので霊視の時ははずすんです。」

 

それで霊能者にはどんなものが見えているのか気になったので聞いてみた。

僕「霊ってどんな風に見えてるんですか?」

チ「大根」

僕「大根…?」

チ「今、わたしが”大根”って言って頭に大根が浮かびましたよね?それがもうちょっとハッキリしたような感じです。」

 

へぇ〜なるほどな〜、なんて言ったのを境にだんだん空気もほぐれてきた。

そこからチョウさんも自身の話も聞かせてくれた。

 

霊能者の仕事軸

チョウさんは白金出身の社長令嬢。

元々いわゆるゴーストライターを何年かやっていて毎日激務に追われていたそうだ。当時、年収は2,000万円あったらしい。

が、体が持たなかったのと基本的に人と接しない文筆業なのでもっと直接人に会って励ましたり癒したりできる仕事がしたくなり現在の職に落ち着いているのだと言う。

 

チ「占いのお客さんは、夜はあなたのように一般の方で昼は同じお店の女の子が多いです。

 

そして、初めて柔和な笑顔を見せてこう言った。

チ「今は”どちらも”好きなことなので、それを仕事にできるのはとっても幸せです。」

そう言えばデリヘルの人なんだった…。忘れていたけど何となく合点のいく僕。

 

 

人の悩みを聞いたり、人を癒したりすることに喜びを感じているというチョウさん。

霊能者の仕事軸は非常にシンプルだった。

 

そんなこんなで2時間が経ち店を出ることに。

コーヒーゼリーを食べて「お腹が痛くなった」と足早に帰ったチョウさんを見送った鴬谷の駅前。不安にかられながらも何となく心がスッキリした夜だった。

 

 

今、僕は医者を目指している訳ではないがチョウさんからもらったアドバイスに近いことをしている。

霊感はなく、占いもそこまで信じないが職業人としてのチョウさんから仕事軸の話が聞けたのは大事な経験だった。

今もチョウさんはどこかで誰かを励まし、癒しているだろう。

 

 

そんな話。

じゃあね

 

シックスセンス 

 

P.S.

チョウさんは未だに同じお店で働いているみたいです。

気になる人は僕までメッセージください。情報提供します。