特選!聴かずに死ねないハズレなしのパンクの名盤20枚
コーハマです
今日は僕の大好物、パンクロックの名盤についてご紹介!
明日飲み会なんだけど取引先の偉いさんがパンクが好きでどうしよう、なんて人はこれ読んで同僚と差をつけよう!
もし僕が入院したらメロンより漫画よりここに書いてるアルバムを持ってきてね。
ベタなのばっかりなので入門編にぜひ!
パンクの名盤20連発!
1. SEX PISTOLES 『NAVER MIND THE BOLLOCKS』
泣く子も黙る黄色いジャケット!
口を横に開いてちょっと顎をしゃくれつつ語尾を「んにゃ」って言ったらジョン・ライドンっぽく歌えるんで試してみてね。
2. RAMONES 『RAMONES』
僕が超大好きなラモーンズ!全員超ド下手!
ちなみにラモーンズが履いているジーンズはLevi'sの606という細身のシリーズなんですけど大学時代に買おうと思ったらビンテージの高いやつを手に入れるしかなかった。
仕方なくバイト代突っ込んで買ったのに全然似合わなかった!ちくしょう!
数年前に復刻版が出ていたけどいまいちだったなぁ。
3. Iggy Pop 『Stooges』
筋繊維までパンクなイギーポップ!
日本で言うと井上陽水の立ち位置だ!
4. TELEVISION 『MARQUEE MOON』
僕がこの世で一番好きなアルバム。
とにかくそれぞれの楽器の絡みや音の隙間に心酔してしまう。
これらの楽曲のアンサンブルの完成度の高さはVoトム・バーラインの異様なまでの首の長さすらなかったことにしてしまうほど。
数年前に下北沢のライブハウスで実物見たけど首が長かった。
4. Patti Smith 『EASTER』
トム・バーラインの元カノ。
曲の中でジミ・ヘンドリックスに対して「お前なんちゅうこと言うとんねん!」みたいな恐ろしいこと言ってます。
5. SPECIALS 『SPECIALS』
パンクと精神的に親和性の高いものにレゲエが挙げられるのだけどそこをうまく取り持つ”スカ”というジャンルは反体制カルチャーの幅をぐぐっと広げてくれた存在だと思う。
つぅか、ジャケットかっこいいなー!
6. The Clash 『Combat Rock』
クラッシュ好きからしたら「もっと他にあんだろ!」と怒られそうなチョイスですが、クラッシュの持ち味は音楽性の豊かさであって、初期パンクのころの勢いまかせの感じも良いけどブラックミュージックに寄ろうとしてる姿勢が後進に多大な影響を与えているという事実にこそバンドの価値があるのだ。
7. DEVO 『Are We Not Men? We Are Devo』
一体、何食べて育ったらこんなことになってしまうのか。
”引きの美学”とも明らかに違う趣の、セオリーから逸脱したヘナチョコパンク。
自分の子供がこんな風になってしまったら心配だ!というくらいニューウェイブなパンク
ジャケットの顔がヤバい!
8. JAMES CHANCE & THE CONTORTIONS 『BUY』
けたたましいサックスが鳴りまくるジェームズチャンスの一枚。
ことあるごとにプリプリとサックスを吹いてます。
下のフリクションのRECKとは元バンドメンバー。
9. FRICTION 『軋轢』
間違いなく日本で一番カッコいいパンクのアルバム!
バンドは今もRECKと元ブランキージェットシティーの中村達也の2人組で活動中。
一回、ライブ前に中村達也に道で会ったことがあって、「ファンです!」って声かけたら「あ、そう。オレ今日出番何時だっけ?」って聞き返された。
バンド名の由来はTELEVISIONの曲名からである。
10. DAMNED 『Damned Damned Damned』
ダムド!ジャケットからかなりキツい印象を受けるが思いの外ポップで聴きやすかったりする。
高校時代、このデザインのTシャツをよく着ていたのだが母親から「洗濯するのが気持ち悪い」とクレームを付けられた。
11. Slayer 『Reign In Blood』
ここにあると場違いと思われるかもしれませんが、80年代後半以降のパンクは間違いなくメタルの影響を多分に受けていて、両者の橋渡しの役割を果たしていたのがスレイヤーだと僕は思う。
なので載せる!
12. 暗黒大陸じゃがたら 『南蛮渡来』
日本のカオス=江戸アケミ。
そこら中のあらゆるものが踊り出しそうなファンクを基調としているところが収拾のつかなさを感じさせる。
聴けば聴く程、笑える部分が一つもないことに気づくだろう。
13. Minor Threat 『Minor Threat』
「どうした?!具合悪いんか!?」と声をかけずにいられないジャケット!
けど一度再生ボタンを押せばウルトラマッハで走り出し、ものの20秒で爆発炎上するようなそんなアルバム!危険!
画像ちっさ!
14. RANCID 『…AND OUT COME THE WOLVES』
「どうした?!具合悪いんか!?」と言いたくなるのは良いアルバムの条件なのかもしれない!
個人的にはこの後に出た『RANCID』ってアルバムが一番カッコいいと思うけど、上のやつと並べたくてこっちにした。
15. NOFX 『White Trash Two Heebs & A Been』
現在の日本の音楽シーンで活躍している人でHi-Standardを聴いて育った人はかなり多いと思うけど、そのHi-Standardの根っこの部分にはNOFXがいるので日本への影響っていう意味ではかなりの功労者だと思う。(ハイスタはNOFXに見出されFat Wreck chordsに所属していた)
本人たちは現在もいたって真面目にパンク中。
16. SUPERGRASS 『I Should Coco』
10代の時とかって「一体何がそんなに楽しかっただろう」って思うくらい騒いだり馬鹿笑いしたり、という経験はみんなあるはずですがこのアルバムはそんなテンション。
17. 少年ナイフ 『712』
カート・コバーンに愛された大阪のガールズ(?)バンド。
何か気の効いた表現をしようと試みたけど、このジャケット以上にこのアルバムを物語っているものが他にないので諦めた。
18. SUBLIME 『SUBLIME』
パンクの意味合いが時代の流れの中でハードコア、メタル、レゲエ、スカ、海、スケートといろいろな物を包摂していった。
その流れに引っかかってきたものが飲み口すっきりな形でミックスされたのが本作。
残念ながら本作の発売前にVoブラッド・ノウェルが亡くなりバンドは解散。
19. GREEN DAY 『Warning』
内容がパンクかと聴かれると疑問だけど「メロコアとかちょっと良いよね」みたいな女子とお話するには打ってつけ!
ちなみに上のランシドのVoティム・アームストロングとグリーンデイのビリージョーはいとこだとの噂を聞いたことがあった。
もし本当だったらこれは槇原敬之とローリー寺西の関係と同じである。
※親戚ではない
20. The Libertines 『The Libertines』
2000年代でリバティーンズほど”荒れてた”バンドはいない。
『Up the Bracket』の方が当然いいアルバムだけど、これが発売された日、高校2年生の僕は学校を休んでHMVへ走ったという思い出深い作品。(担任には”CDを買うので”ときちんと連絡を入れていた)
↓こちらもおススメ